高額出来高マエケン好調 経営シビアな球団の横ヤリあるか

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 投げれば投げるほど、札束が積まれていく。

 開幕から3試合で2勝0敗と好投を続けるドジャース前田健太(28)。17日(日本時間18日)の試合で初失点するも、防御率0・47で米メディアの度肝を抜いている。

 そんな前田の異例の契約内容が、米国で「マエダ・インセンティブ」と呼ばれている高額の出来高だ。基本給は8年総額約26億円なので、1年に換算すれば約3億2500万円。15年度のメジャー平均年俸約4億3300万円より安い。

 一方、出来高は条件をすべてクリアすれば、1年最大約14億2600万円。その多くを占めているのが先発回数と登板イニング数だ。

 年間15試合に先発すれば約1億900万円、20試合ならさらに同額が上積みされて約2億1800万円。それ以降は5試合ごとに約1億6400万円ずつ加算され、25試合なら計3億8200万円、30試合なら約5億4600万円、32試合なら約7億1000万円がフトコロに入る。

 イニング数は90回に到達した時点で約2700万円。それ以降は10イニングごとに同額が加算され、190回ならしめて約2億9700万円。200回到達で約3億7900万円を手にする。

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