サイバー女子ゴルフ トーナメント会場が変更になった理由

公開日: 更新日:

【サイバーエージェント】

 今大会は2010年から昨年まで6年連続で鶴舞CC(千葉)で開催されていたが、今年から静岡へと会場が変更になった。

 都心に近い方が集客が見込め、大会が盛り上がるのに「わざわざアクセスが悪く、知名度も低いコース」(ツアー関係者)で開催するのはなぜか。

 大会関係者によると、「(鶴舞CCは)コースの認知度を上げるという当初の目的を達成したからトーナメント会場から降りた」という理由だった。

 プロ大会を開催するゴルフ場の思惑は、知名度をアップし、集客増と会員権の相場を上げることだ。

「もともと鶴舞CCは会員権を売るために、トーナメント開催コースという“売り”が欲しかった。大会を開催していた13年4月には325万円(登録金105万円+預託金220万円)で100口、同年7月には426万円(登録金126万円+預託金300万円)で50口募集し、すべて完売しました。ところが現在の相場は120万円。名変料込みでも240万円と募集金額を大きく下回っている。女子大会を開催してもちっともゴルフ場の価値は上がらず、鶴舞CCにしたら、アテが外れたと思っているのでしょう」(会員権業者)

 人気の女子プロを利用して、あの手この手のもうけ話があるようだが、鶴舞CCのように思惑が外れて評価ダウンという逆パターンも実際に起きている。女子大会の人気神話も薄れてきたか。

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