復帰目途立たずテレビ解説 石川遼の腰痛はどうなっている

公開日: 更新日:

 自身の公式ホームページで「病院での診断は腰椎椎間板症」と明かした石川遼(24)。米ツアー長期離脱中で帰国して治療にあたっているようだが、復帰のメドは立っておらず、先週の国内開幕戦に引き続き、21日から始まるパナソニックオープンでも、テレビ解説で出演している。

 人気低迷にあえぐ国内男子ツアーを盛り上げようと、石川が一肌脱いだ格好だが、選手目線の的確なコメントがわかりやすいと評判は上々だった。その一方で、自身の“体”については「アイアンで約8割の力で打てるほどよくなっている。あえて復帰時期の目標は立てていない」(石川)と慎重な姿勢を崩さなかった。

 石川は中学時代に腰椎の一部である上関節突起基部を骨折し、それからスイング中の負担になっていた可能性を医師から指摘されたという。

 そのため、治療と同時に腰に負担をかけないスイング改造と体づくりに取り組んでいる。

 ドライバーで300ヤード超えが珍しくない米ツアーでトッププロたちと対等に渡り合うと、健康体であっても腰への負担は相当なものだ。それが石川の場合、古傷が悲鳴を上げたともいえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー