6回2失点も5試合勝てず 虎打線頼みの藤浪に“エースの壁”

公開日: 更新日:

 藤浪はプロ通算38勝を挙げているが、大半は3点以上の援護点をもらってのもの。援護が2点以下の試合で勝利したのは6度だけ。今季の3勝はいずれも4点以上の援護があり、2点以下では一度も勝っていない。相手投手との兼ね合いもあるにせよ、同僚の岩貞は平均援護が2.2点で3勝を挙げている。

「藤浪は打線に助けられて勝つ試合が多い。阪神で過去に大エースと呼ばれた小山、村山、江夏といった先輩は、ゼロで抑えたら勝てるという気概があった。藤浪もそこを目指してほしい」(福間氏)

 エースへの道のりはまだ遠い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー