また抗議で判定覆った “コリジョン”乱発で審判の権威失墜

公開日:  更新日:

 微妙な判定にソフトバンクの工藤監督が腰を上げた。

 22日、1点ビハインドの三回1死三塁の場面で、本多が打った打球は左翼へ。浅いフライだったが、三塁走者の城所にはコリジョンルールが頭にあったのだろう。果敢に本塁を狙うも、惜しくもクロスプレーでアウトになった。

 ここで工藤監督が抗議すると、審判団は数分間、ビデオで検証。あっさりと判定が覆り、城所の生還が認められたのだ。

 今季から本塁上での衝突を禁止するコリジョンルールの導入に伴い、本塁クロスプレーでのリプレー検証も認められるようになった。当然、12球団の監督がこれを利用しない手はない。いまやこの手の抗議は球界の一大流行といった兆しを見せている。

 いくら試合時間の短縮を叫んでも、抗議と比例して無駄な時間は増える。判定もたびたびひっくり返るのだから、球界では「人間の審判なんていらない」なんて声も聞かれるほどだ。

 野球をつまらなくし、審判の権威をおとしめるコリジョンルールは、今すぐやめるべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    メジャーGMも視察 加熱する菊池雄星争奪戦“禁じ手”の恐れ

  8. 8

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  9. 9

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

  10. 10

    【日曜中山11R・オールカマー】今年も絶好調!ルメール レイデオロ

もっと見る