著者のコラム一覧
橋本清野球評論家

1969年5月22日、大阪府摂津市生まれ。PL学園から87年のドラフト1位で巨人に入団。高校3年時には立浪、片岡らとともに甲子園で春夏連覇を達成。巨人では主にセットアッパーとして活躍。93、94年には2年連続で52試合に登板し、当時の長嶋監督が命名した「勝利の方程式」の一翼を担った。01年にダイエーに移籍し、同年に現役を引退。プロ14年で通算134試合に登板して9勝12敗8セーブ。各球団に幅広い人脈を誇る。

ハム大谷が本音を吐露 「ホームランより勝ち星が欲しい」

公開日: 更新日:

 今月18日に取材で福岡のヤフオクドームへ行ったときのことです。日本ハムの打撃練習が始まると、4番の中田翔(27)から「見てくださいよ、これ。ほんま、ハンパないですよ」と声をかけられました。ちょうどケージの中で二刀流・大谷翔平(21)のバッティングが始まったところです。

 それを見ながら、

「ヘッドスピードがハンパない」

「ね、エグイっしょ?」

「スイング速すぎ!」

「シャレにならんわ、ホンマにもう」

 と、侍ジャパンの主砲でもある中田が次々に感嘆の声を上げる中、大谷が面白いように打球をスタンドに放り込みます。どれも、とんでもない飛距離です。途中、踏み込んだ右足に思い切り体重を乗せ、軸足の左足を浮かせて打ち始めました。つまり、インパクトの瞬間は右足1本になって打ち返すのですが、

「これでも、(スタンドまで)いっちゃうんですよ。ほら、ね? ハンパないっス。翔平が日本人で一番飛ばしますよ。打撃練習だけでお金が取れますね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ