ミスに切れ選手委縮 阪神金本監督に問われる“大将の資質”

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 監督にするには早すぎた。阪神は初回、中日吉見から先制しながら、先発左腕の岩貞が三回に福田にプロ初の満塁弾を献上するなど序盤6失点。打線は四回に2点を返すも、今の阪神にこれ以上の得点を望むのは無理だった。3-8で負けた後、ヤクルト巨人に逆転勝ちしたことで、昨年5月12日以来となる単独最下位に転落。金本監督は顔色を変えずに、「順位とかじゃない。前半戦でしょ」と言った。

 阪神の新監督は今季、「超変革」のチームスローガンを掲げ、開幕から積極的に若手を起用。当初はチームも活気づき、ベンチのムードも悪くなかった。

 ところが13年目を迎えた主力の鳥谷(35)が序盤から不振に喘ぎ、守備でもミスを連発すると雲行きが怪しくなってきた。5月17日の中日戦では、同点に追いつかれた九回1死一塁で遊撃後方の飛球に対し、捕球体勢に入った鳥谷は足がもつれてまさかの落球。試合中に怒りでイスを蹴りあげた金本監督は、「フライが捕れんようじゃ話にならない。プロ野球じゃない。恥ずかしい。ありえない。高校生に笑われるわ」とブチ切れた。

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