楽天ペレス2戦連発の最強コスパも…編成担当は心境複雑?

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 衝撃の新助っ人が2夜続けてアーチを描いた。

 12日に敵地所沢で入団会見を行い、その直後の試合に「3番左翼」として来日初出場を果たした楽天のキューバ出身助っ人、ペレス(31)。その初打席でホームランを放ってファンを驚かせると、13日もバットが止まらない。

 六回に先制適時打を放ち、七回には追加点となるソロ弾。4打数2安打2打点の活躍を見せたのだ。これで年俸1500万円なのだから、まさに拾いものである。

 近年、楽天の獲得する高額助っ人はハズレばかり。今季は年俸2億円の大枚をはたいたゴームズが4月に帰国し、そのまま退団。18試合で1本塁打7打点、打率.169の成績しか残せなかった。14年に入団したユーキリスは3億円をもらいながら、こちらも21試合でシーズン途中退団。昨季はサンチェス(2億5000万円)という不良債権もいた。活躍中のウィーラーは4000万円の格安選手だ。

 相次ぐ高額補強が失敗し、「キューバしのぎ」で獲得した助っ人が大当たり。現場はともかく、編成担当は複雑な気持ちに違いない。

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