初場所優勝が嘘のよう…4連敗の琴奨菊「結婚式」が原因か

公開日: 更新日:

 スポーツ紙風に言えば「悪夢の4連敗」といったところか。

 いまだ初日が出ていない大関琴奨菊(32)。13日の4日目も宝富士にあっけなく送り出され、4連敗。「踏み込む足がなあ……」とため息を連発するなど、1月場所で初優勝したのがウソのようなもろさだ。

 ある親方は「低く当たって、がぶるしかできない力士ですが……」と、こう続ける。

「低い体勢の立ち合いは常に変化される恐れがある。初場所はたまたま、誰にも変化されなかったから優勝できたようなもの。それが3月場所で稀勢の里に、先場所も2番、立ち合い変化で負けたのでトラウマになっているのでしょう。今場所の相撲は腰が高く中途半端な上、出足も鈍い。おそらく、『思い切り突っ込んで変化されたらどうしよう』と迷いがあるのではないか」

 場所前の一門連合稽古では、同じ大関の稀勢の里を圧倒。「オレも強いよ」とうそぶいていたが、稽古で立ち合い変化をするバカはいない。思う存分、低い体勢で突っ込むことができる。普段からアタマを使った稽古をしていないツケとも言えるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…