テラス席弾は1本のみ ハム大谷のHR競争Vに球場大興奮!

公開日: 更新日:

 昨季、テラス席が増設され、外野が狭くなったヤフオクドーム。ある球団関係者は「ただ狭くなっただけじゃない」と、こう話していた。

「テラス増設工事後の形は、東京ドームとまったく同じ。右翼と左翼のふくらみがないところまで一緒です。その上、テラスのフェンスは東京ドームのそれより低い。日本一、ホームランが出やすい球場ではないか」

 そんなヤフオクドームで行われた15日のオールスター初戦。ホームラン競争では派手な打ち合いが期待され、出場選手に選ばれた山田(ヤクルト)も、「テラスにいっぱい放り込みたい」と話していた。

 が、球場の形状など関係なく、ファンの度肝を抜いたのがホームラン競争初出場の大谷(22=日本ハム)だ。準決勝では5本を打った山田を上回る6本塁打。打球のことごとくがスタンド上段に突き刺さり、テラスに入ったのはライナー性の打球のみ。

 さらに柳田(ソフトバンク)との決勝戦では、“決勝弾”となる3本目をバックスクリーンに叩き込むと、球場は興奮のるつぼ。すでに打ち終えていた柳田も思わずイスから立ち上がり、「すっげえ!」と打球の行方を指さしていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い