競り合いに強さ リオ代表CB植田はヘディングで家が建つ?

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 ブラジル中南部アラカジュで合宿中のリオ五輪サッカー男子代表。現在は午前と午後の2部練習を行い、現地27日の地元クラブとの練習試合を通してコンディションを上げていく。五輪チームの中で目を引くのが、鹿島所属のレギュラーCB植田直通(21)である。

 熊本・大津高を卒業して鹿島入り、2年目の14年シーズンから主力に定着し、身長186センチ、体重77キロの恵まれたフィジカルと驚異的なジャンプ力でヘディングの競り合いに無類の強さを誇る。

 さらに50メートルを6秒1で走る「速さ」も兼ね備え、万能型CBとしてハリルホジッチ日本代表監督も高く評価。リオ五輪が終われば日本代表にレギュラー格として引き上げられるといわれている。

「植田本人は高校時代から海外志向が強く、15年にドイツ、スペインなど海外と太いパイプを持っている敏腕代理人のやっているエージェントと契約を結んでいる。Jリーグ終了後、欧州移籍マーケットの開く来年1月の欧州行きを本気で狙っている」(サッカー専門誌関係者)

 植田のプレーを見ていると、鹿島の元CBにして98年フランスW杯代表メンバーだった秋田豊氏(45)が思い出される。

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