金本阪神が垂涎 パイレーツ右腕フェリーズの実力とお値段

公開日: 更新日:

 力はありそうだ。

 今季パイレーツでセットアッパーを務める右腕のネフタリ・フェリーズ(28)が日本でのプレーを視野に入れ、代理人を通じて移籍先を探しているという。レンジャーズではダルビッシュ有と同僚だったこの右腕。途中からクローザーを務めた10年シーズンは70試合に登板し、4勝3敗、40セーブ、防御率2.73で新人王を受賞。チームを地区優勝に導き、球団史上初のリーグ制覇に貢献した。

 現役時代に160キロ超の速球を武器に、通算324勝を挙げたノーラン・ライアン社長の方針もあって12年に先発転向。7試合で3勝1敗、防御率3.16とまずまずの結果を残した。しかし、シーズン途中に右肘を痛めてトミー・ジョン(腱の再建)手術。13年に復帰したものの、最速160キロをマークしたかつての球威は戻らず、その後は度重なる故障に泣かされ、昨季はクローザーに復帰しながら、成績を残せず5月に解雇された。

 今季はパイレーツで守護神へのつなぎ役を務め、62試合で4勝2敗、防御率3.52という成績を残している(12日終了時)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝