金本阪神が垂涎 パイレーツ右腕フェリーズの実力とお値段

公開日: 更新日:

 シーズン終了後にはFAになるが、今オフのリリーフ投手の市場は飽和状態。160キロ左腕のチャップマン(カブス)、田沢(レッドソックス)らメジャーを代表するリリーバーがFAになるため、フェリーズは大型契約は見込めない。そこで、日本球界への移籍を画策しているというのだ。

■球児のような絶対的守護神が欲しい

 メジャー事情に詳しいスポーツライターの友成那智氏が言う。

「今季のフェリーズは直球の最速が96.1マイル(約154キロ)と球威が回復してきました。切れのあるスライダーで空振りを取るシーンも目立つ(61三振)。被本塁打(1試合あたり1.68)の多さはやや気になるが、パワーが劣る日本の打者が相手なら被弾は減るはずです。クローザーなら阪神時代に5度の最多セーブを記録した呉昇桓(現カージナルス)クラスの活躍は計算できると思います」

 そんな右腕なら、ぜひとも欲しいのが阪神だろう。中日と最下位を争っているチームは、リーグ最少得点の貧打線もさることながら、不安定な投手陣のテコ入れもオフの課題だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも