今年も土壇場ポカでV逸 池田勇太の勝負弱さに評論家苦言

公開日: 更新日:

【トップ杯東海クラシック 最終日】

 池田勇太(30)が大会2日目に首位タイに立った時、評論家・宮崎紘一氏が日刊ゲンダイで「意外と気がちっちゃいのかもしれない」と奮起を促した応援メッセージは、本人の耳に届かなかったようだ。

 池田は本大会で過去3度も最終日最終18番ホールのポカで優勝を逃している。昨年の日本オープンも、今年のANAオープンも最終18番のボギーで勝利を逸した。

 同じ過ちを繰り返さないようにと宮崎氏は厳しくコメントしたのだが、それも池田の活躍を期待しているからだ。ところが、今年も同じように最終18番のボギーで負けた。ホールアウト後に、「情けない」とか細い声を絞り出すのが精いっぱいだった。

「最終日最終ホールでのボギーは池田にとってトラウマになっているのでしょうが、それを克服する厳しい練習をしていないことがよくわかりました。毎度お決まりの自滅でふてくされた顔を見せられたら、応援しているファンだって気分良くありませんよ。本当に強いプロは、ここ一番という勝負どころで、相手に精神的なダメージを与えるようなショットを放ったり、パットを入れてくるものです。ツアー14勝も挙げながらお粗末ですね」(宮崎氏)

 同じ過ちを繰り返す池田には何をアドバイスしても無意味か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑