EL直接対決もパッとせず…長友と吉田は日本代表も危うい

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 所属クラブで戦力外扱いの日本代表選手が、欧州リーグ(EL)で顔を合わせた。インテル(イタリア)のDF長友佑都(30)とサウサンプトン(イングランド)のDF吉田麻也(28)が、日本時間21日午前2時キックオフの試合でスタメン出場を果たしたのである。

 長友も吉田もハリルホジッチ日本代表では主軸を張っているが、2人とも今季リーグ戦先発出場は1試合だけ。欧州CLよりレベルの低いELでお呼びが掛かる“カップ戦要員”に成り下がっている。

 そんな2人は試合でパッとしなかった。

 開始早々、サウサンプトンの右SBがバックパス。DF吉田はクリアではなく、あえてスルーしてGKに処理させようとしたが、吉田自身の目測の誤りでボールを相手FWに奪われ、あわや失点の大ピンチを迎えた。試合を通して前線へのフィードの精度の低さも明らか。0─1負けの戦犯のひとりといっていい。

 長友も目立ったのは前半28分、失点の危機に自ゴールの前で体を投げ出してクリアした場面だけ。相手FWのスピードに簡単に振り切られたり、インテルで7シーズン目を迎える長友も衰えがハッキリしてきた。

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