入場者数でハッキリ 男子ツアーはシニア大会よりも不人気

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 大会初日はシニア大会の“勝利”だった。

 同じ千葉県で男子レギュラーの平和PGM選手権(印西市)とシニアの富士フイルムシニア選手権(木更津市)が祝日の4日開幕した。

 秋晴れで絶好のゴルフ観戦日和だったが、レギュラー大会(当日券2000円)のギャラリー数は3561人と、シニア大会(同1000円)の3793人よりも少なかった。シニアの方が入場料が安いから、という単純な話ではない。

松山英樹出場の初日に1万838人

 男子ツアー関係者がこう言う。

「米ツアーで活躍する松山英樹が出場した日本オープン初日は平日(同3000円)にもかかわらず1万838人もの来場者があった。しかし、そんなギャラリーをたくさん呼べる魅力のある選手が今のレギュラーにはいない。シード選手といっても知名度が低いプロばかり。だから永久シードの尾崎将司が予選を通過できなくても試合に出てくれるだけでギャラリーは喜んでくれる」

 つまり人気選手がいない、ギャラリーが集まらないという負のスパイラルに陥っているのだ。

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