抑え手薄な侍J“ウルトラC” あるかハム大谷の守護神起用

公開日: 更新日:

 6日にスタートした侍ジャパンの強化合宿。来春のWBCに向けて、29選手が10日からの強化試合(メキシコ、オランダ)に臨む。今回は、本番を見据えた選考会の意味合いもあり、3分の1程度の選手は本大会メンバーから外れる可能性があるという。

 2大会ぶりの世界一に向けて、カギを握るのは抑え投手だ。昨年のプレミア12は最後まで抑えを固定できず、準決勝で敗退した。今回は宮西(日本ハム)ら5人のリリーフ投手を招集。権藤投手コーチは計4試合の中で、「各投手の適性を再確認したい」としている。今回はメンバーから外れた則本、松井裕(楽天)も本大会での抑え候補であり、小久保監督が高く評価しているという現役メジャーリーガーの上原(レッドソックス)のメンバー招集も視野に入れているというが……。

「上原はFAで、来季の去就は未定。他球団に移籍すれば参加は難しいし、残留したとしてもレッドソックスはWBCへの投手の派遣に消極的だ。上原を断念せざるをえなくなると、同僚の田沢も候補だが、NPBを経由していないため、メンバー入りは難しいという。抑え探しは簡単にはいかないですよ」(球界OB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因