「1番・中堅」なら負担増 FA糸井は阪神入りでも課題山積

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 笑顔が喜びを物語っていた。

 FA交渉が解禁となった11日、オリックスからFA宣言した糸井嘉男(35)が大阪市内で阪神と初交渉を行った。

 阪神は秋季キャンプ地の高知・安芸から金本監督が直接出馬。「1番・中堅」構想を持つといわれる虎の指揮官から熱烈なラブコールを送られ、「僕の中ではすごい選手というのがある。むちゃくちゃ緊張しました」と笑顔で話した。

 結論は後日に持ち越しとなったが、阪神入りを決断するのは時間の問題だろう。糸井サイドはさまざまな観点から自身の身の振り方を検討。古傷のある両膝への負担を考慮し、天然芝のグラウンドでのプレーを望んでいるといわれている糸井にとって、天然芝の甲子園でプレーすることは、選手生命を延ばすことにもなる。

「ただし、ここ数年守っていた右翼から中堅へのコンバートにどう対応するかが課題でしょう」とは、阪神OBの福間納氏。

「以前は中堅を守っていたわけだし、右翼には名手の福留がいる。右中間は右翼線のゾーンというくらいの感覚でやればいいと思うが、問題は左中間です。左翼の高山が外野手としては今季リーグワーストの6失策。守備範囲も広いとはいえないことから、糸井は左中間を広くカバーする必要がある。いくら天然芝とはいえ、少なからず守備の負担は増えるでしょう」

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