揺れる平田良介…中日と残留交渉の裏で3球団が熾烈争奪戦

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「水面下では激しい綱引きが行われています」

 中日平田良介(28)についてこう話すのは、あるパ球団の編成担当だ。

 今季、国内FA権を取得した平田は去る2日、中日と残留交渉を行った。今季年俸7000万円から1億3000万円程度の3年契約を提示されたもようで、交渉の席ではナゴヤドームの人工芝の改善などを要望。FA宣言するかどうかについては今後も交渉を重ねるようで、「愛着もある。残留を第一に考えている」としながら、「納得しなければ行使する」と話し、決断にはしばらく時間がかかりそうだ。

 中日は、同じくFA権を取得した大島に対し、条件を上積みして残留に傾かせた。平田にも同様の処遇をしているとみられるが、その一方で早い段階から、複数球団が獲得調査に乗りだしている。

 いの一番に関心を示したのはヤクルトだった。守備力の高さ、勝負強い打撃に加え、ムードメーカーにもなる明るい性格に着目。チームには、平田と同学年で公私で親交がある川端慎吾がおり、溶け込みやすい環境でもあることから、移籍先の有力候補といわれていた。

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