高卒5年目で年俸2.7億円 ハム大谷翔平「稼ぎと使い道」

公開日: 更新日:

 しかし、「すべて合わせても2000万円に届くかどうか……」とは、さる球団OBだ。

日本ハムは数年前から、高卒なら5年目、大卒なら3年目までは“育成選手”という扱いです。これは通常の育成選手とは異なる、球団独自のシステム。この期間内はマネジメント事務所などとの個人契約が禁止され、球団がすべての窓口になる。仕事の依頼が来た時は、球団が厳選。選手に負担がかからず、拘束時間の短いものでなければ受けません。選手が大金を手にして勘違いしないよう、金額もなるべく抑えています。選手を育てるのは監督やコーチだけではないということです」

■生活費は月に10万円程度

 上記のすべてを合わせても、大谷の手取りは1億5000万円前後。とはいえ、そもそもこの二刀流はカネをほとんど使わない。サラリーマン家庭に育ち、「倹約家」でもある。中学時代の修学旅行でも1万2000円の小遣いをもらい、土産を買った分以外の残りはすべて両親に返したという変わり種だ。現在は最も多い出費が外食などの際に乗るタクシー代。次いで学生時代の同級生と食事、衣服の購入、あとはコンビニで菓子類を買うくらいだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性