どう戦う鹿島 CWC準決勝はシャペに“弔い星”誓う南米代表

公開日: 更新日:

 クラブW杯の鹿島(開催国代表)-南アフリカのサンダウンズ(アフリカ代表)戦(11日)の前半が終わった瞬間、放送テレビ局など大会関係者は頭を抱えたことだろう。

 前半45分でシュート数は、サンダウンズの11本に対して鹿島は0本。鹿島GK曽ケ端の連続好セーブがなければ、ワンサイドゲームになっていても不思議ではなかった。

 大会の目玉は12日午後5時来日予定のスペインの名門レアル・マドリード(欧州代表)。レアルの初戦は15日の準決勝メキシコのアメリカ(北中米カリブ海代表)戦。それまで鹿島には勝ち残ってもらい、大会を盛り上げてくれないと困る。

 それだけに後半、MF遠藤(写真右)とFW金崎のゴールで準決勝コロンビアのナシオナル(南米代表)戦に駒を進め、関係者は安堵のタメ息をついただろう。

 ナシオナルは、対戦予定だったブラジル1部シャペコエンセの選手たちが航空機墜落事故で命を落とし、犠牲者の“弔い合戦”としてクラブW杯に臨む――と世界中から注目されている。対戦相手が鹿島の方が話題性はアップするだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン