首脳陣の狙いは移籍金 ミラン本田12月から始まる“品評会”

公開日: 更新日:

 ロシアW杯予選の前半戦最後のサウジアラビア戦(15日)の後、欧州組は所属クラブに戻って週末のリーグ戦で存在をアピール……と言いたいところだが、サウジ戦の先発から外れたミランFW本田圭佑(30)とフル出場したインテルDF長友佑都(30)は、セリエAでも「日本代表での立ち位置」そのままだった。

 20日(日本時間午前4時45分キックオフ)、同じミラノ市を本拠にするミランとインテルが対戦した。本田、長友は2人ともベンチスタート。長友は1─2で迎えた65分に投入され、エネルギッシュなプレーを披露してチームをもり立て、アディショナルタイムの劇的同点ゴールを引き出す原動力のひとりとなった。

 対照的だったのが、今季「3試合・計81分」しかプレーしていない本田である。そもそもサブ降格の本田が、欧州屈指の注目カードであるミラノダービーに出番が回ってくる可能性は限りなく低く、想定通りにベンチウオーマーに終わった。

「もっとも12月に入ると本田は毎試合プレーすることになる」と現地メディア関係者が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動