槙野PK献上で大損失 クラブW杯逃した浦和の“減収”いくら

公開日: 更新日:

 J1王者を決めるチャンピオンシップ第2戦の79分、クリアミスから鹿島若手FWの突破を許した揚げ句、ペナルティーエリア内で背後から倒してしまい、決勝点となるPKを献上した浦和DF槙野智章(29)に対して「日本代表とは思えない大ミスを犯し、浦和のJ1王者とクラブW杯出場をダメにした。“損害賠償として”20億円ほど支払ってもらおう」と大ブーイングである。

 まずは、浦和が8日に開幕するクラブW杯に出場していたら――。

 8日、横浜国際でJ1王者の鹿島とオセアニア地区王者のオークランドシティー(ニュージーランド)が対戦する。J屈指の観客動員力を誇る浦和が出場していたら、鹿島よりも1万人の動員増につながって「チケット代の平均が5000円(カテゴリー1が8000円~同4が2000円)。計5000万円の入場料収入アップ」となった。第2ラウンド、準決勝と勝ち上がって18日の決勝で欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)とぶつかったら、決勝のチケット代は平均2万3000円(カテゴリー1が4万円~同4が1万円)なので浦和敗退で2億3000万円がフイになり、4試合で計3億8000万円の“減収”となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性