アルペンでソチ銅 5カ国語操るララ・グートの驚異の稼ぎ

公開日: 更新日:

 14年ソチ五輪銅メダリスト、スイスのララ・グート(25)が虎視眈々とアルペン女王のイスを狙っている。

 今季W杯11戦で3度の優勝を含む5度の表彰台でW杯ランキング2位(3日現在)。W杯通算最多47勝をマークするリンゼイ・ボンが故障で出遅れていることもあり、初の総合優勝に期待がかかる。

 14歳でアルペンスキーのプロに転向。年間を通じて遠征や合宿などで海外を転々とするため、高校は通信過程を修了した。多くの外国人コーチから指導を受けたこともあり、語学に堪能で、5カ国語(英、仏、独、西、伊)を操るマルチリンガルだ。

 ボンにも引けを取らない美貌の持ち主だが、収入でも負けてない。グートはスポーツ用品、自動車メーカーら計7社とスポンサー契約を交わしており、欧州メディアによると、昨年は賞金以外で約250万ドル(約2億9000万円)の収入があったという。女子スキーヤーの最高給取りといわれるボンの300万ドル(約3億5000万円)に次ぐ稼ぎとみられる。

 今季総合優勝を果たせば、欧米での注目度がさらに増し、これまで以上にスポンサー企業が集まりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  3. 3

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  4. 4

    【徹底分析】2027年ラグビーW杯組み合わせ決定 日本悲願の「8強入り」をプロが占った

  5. 5

    カーリング「ロコ・ソラーレ」代表落ちでも大人気!《SNSの投稿はまるでアイドル》の指摘も

  1. 6

    マラソン大迫傑を快速にするチャイナマネーパワー…日本記録“1秒更新”に「ボーナス狙い」の声も

  2. 7

    広陵高の暴力問題が話題だが…私は世羅高3年で主将になって、陸上部に蔓延する悪習を全て撤廃した

  3. 8

    私には女子陸上界の構造改革という壮大な夢がある…「ずっと続けたい」と思わせる魅力ある場所へ

  4. 9

    ロコ吉田知那美が初代アジア主将に選出も…カーリング世界初のプロリーグ参加に高すぎるハードル

  5. 10

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」