他球団は警戒 中日新助っ人ゲレーロから漂う“本物”の匂い

公開日: 更新日:

「すでに80%は仕上がっている。これはかなり打ちそうですね」

 ライバル球団のスコアラー陣の目が一層鋭くなった。

 中日キャンプ初日、新助っ人のアレックス・ゲレーロ(30=ドジャース3A)がいきなり魅せた。フリー打撃ではセンター方向中心の打撃で柵越えを連発。この日の北谷は強い追い風が吹いていたとはいえ、バックスクリーン弾を含め41スイング中14発をスタンドに打ち込んだ。

「センターめがけて打った。引っ張りにかかると自分を見失う。バックスピンをかけて叩くようにすれば、ボールは飛んでいく。子どもの頃から力が強かった。ホウキで石ころを打って遊んだときに、近くの家の屋根に飛ばして壊してしまったこともある。メジャー時代(ドジャース)に460フィート(約140メートル)飛ばしたよ」

 サラリとこう言ってのけた大砲助っ人は、3番起用の構想があるという。

 今季開幕戦でぶつかる巨人の森中スコアラーは「パワーがあってバットの出方がコンパクト。ビシエドと中軸に座れば打線の迫力は増す。今後、じっくり見極めないといけない」と警戒を強めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?