右足首痛引きずるハム大谷に“手術で完治”という選択肢

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 早稲田医師によると、通常なら術後2~3週間、早ければ10日程度でランニングやトレーニングの再開も可能だという。内視鏡を使わない手術なら復帰まで全治3カ月といわれるが、意外にも早くグラウンドに戻れそうなのだ。

 大谷の“持病”みたいになっている足首の捻挫に関しては、「捻挫は癖になるという言い方をします。これは足首の靱帯が切れたままで完治していないため、ひねりやすくなるのです。捻挫の再発を防ぐにはリハビリテーションや靱帯を再建する手術が必要なことがあります」(早稲田医師)

 しかし、痛みの原因が三角骨だけならば、メスを入れるのが手っ取り早い。痛みをごまかしながらでは完治したことにならないし、再発しないとも限らない。症状が悪化して、開幕後に長期離脱なんてことになれば目も当てられない。そもそも2億7000万円の年俸は、日本ハムというよりファンの入場料収入が原資になっているのだ。

 さっさと手術に踏み切るのが得策なら、そうすべきではないか。

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