007は4番予想 侍J“内野の要”巨人坂本が抱える唯一の不安

公開日: 更新日:

 小久保監督はさらに「ショートのレギュラーで起用する。巨人同様、内野の要。(巨人の)高橋監督は『チーム全体を見渡せるようになった』と言っていたが、侍でもその働きを期待する」と全幅の信頼を寄せる。

 が、問題がひとつある。坂本が、滑るとされるWBC公式球に不安を感じているというのだ。同監督はこう言った。

「勇人はボールの違和感があったみたいなので、その確認をした。次のクールからノックを受けたりするみたい。こうすれば手に馴染むというのはあるけど、逆にそれで負担がかかることもある。体の状態ですよね。あのボールを使うと肘に違和感が出ることもある。ボールが変わる不安はあるだろうが、あまり過敏にならないようにとは言った。故障しないで(代表合宿に)合流して欲しいから」

 侍ジャパンの多くの投手が苦労するWBC使用の「滑るボール」が、現段階では坂本の唯一の不安材料。小久保監督は「過敏になるな」と坂本に助言したというが、大谷問題で頭を抱える同監督の方が、代表選手の「故障」に過敏になっているのは確かである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋