WBCでもフル回転 巨人坂本“1人6役”で先輩・阿部に引導か

公開日: 更新日:

 3月のWBCに巨人からは坂本勇人(28)、菅野智之(27)、新たに捕手の小林誠司(27)が加わり、計3人が出場する。フル回転が予想されるのは坂本だ。

 前回大会も出場しているため、侍ジャパンでも「正遊撃手」の座はほぼ決まっている。グアム自主トレから帰国して以降も、連日トレーニングを行い、WBCを見据えてハイペース調整を続ける。それだけではない。侍ジャパン・小久保監督の方針で主将は不在だが、年上の楽天・嶋、ソフトバンク・内川、松田らと「チームのまとめ役」も期待されているという。

 巨人でも忙しい。引き続き「主将」を務め、遊撃手として「守備の要」も任される。首位打者を獲得した昨季は主に3番打者として「ポイントゲッター」の役割だった。ここに今季は「4番」という大きな役割が加わる可能性がある。

 昨季の巨人は計5人が務めるなど、4番を固定できなかった。後半は阿部が座ったことで安定。今季は新外国人のマギー、阿部らが争う構図だが、高橋監督は昨秋、「もう少し本塁打が欲しいけど、勇人も候補」と話している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?