理想の新人1位 大谷の笑顔の裏に隠された「したたかさ」

公開日: 更新日:

 冒頭のOB氏が引き取ってこう続ける。

「例えばダルと一緒にトレーニングをしても、本人は参考になる部分とそうでない部分があると考えている。そうでない部分は角が立たないように切り捨てる賢さを持ち合わせているということでしょう。特に打撃に関しては評論家や首脳陣のアドバイスを真顔で聞きながら、ほとんど右から左だといいますから」

 もっとも、大成するプロ野球選手は基本的にこのタイプ。他人の助言を咀嚼し、いらない部分は切り捨てる能力があるから一流なのであって、大谷は「角を立てない」部分ばかりがクローズアップされているというのだ。

 6日(日本時間7日)には米アリゾナキャンプの第2クールがスタート。右足首を痛めている大谷は第1クール同様、外野でダッシュするなど、別メニューで調整した。依然として状態は芳しくないようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?