場外弾100発超! 日ハム中田翔“突然の豹変”に2つの理由

公開日: 更新日:

■WBCで活躍、シーズンでも…

 周囲には「中田が変わった理由のひとつはWBCだろう」という指摘がある。日本代表の小久保監督から「ジャパンの4番は中田」と指名されたこともあった。大谷の欠場、中島の辞退もあって、自分がやらなければという気持ちになったとしてもおかしくはない。

 だが、ある球団OBは「それよりはむしろ、オフのFAだろう」と、こう続ける。

「中田はこのまま順調にいけば、今季中に国内FA権を取得する。本命は阪神といわれており、中田自身も移籍する気満々ですからね。だからこそ、今季は結果を残して自分を高く売りたい。中田はパワーヒッターのように見えるが、本塁打は15年の30本が最多。昨季は110打点でタイトルを獲得したものの、チャンスに強いとは言い切れない。得点圏打率は.264にすぎなかった。WBCで活躍、シーズンでもキャリアハイの成績を残して評価を上げたいというわけです」

 今年は、これまで以上に期待できそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」