ダルがオープン戦初登板 直球とフォークのみ37球で零封
開幕投手が有力視されるレンジャーズ・ダルビッシュ有(30)が26日(日本時間27日)のロイヤルズ戦にオープン戦初登板。1回3分の2を1安打無失点、2奪三振だった。
15年のワールドチャンピオンの主力打者を相手に立ち上がりは制球に苦しんだ。先頭のゴードンこそ見逃し三振に仕留めたが、続くムスタカスに四球。2死後、4番ドジャーを再び歩かせる。得点圏に走者を背負ったが、5番ソレーアから三振を奪ってピンチを脱した。
二回には先頭コロンに甘く入った直球を右越えに運ばれ、いきなりピンチを招く。後続2人を内野ゴロに打ち取ったところで降板した。
この日、投じたのは直球と現在、習得を目指しているフォークボールの2種類のみ。当初の予定では2回、30球だった。予定を超える計37球を投げたが、ダルは「真っすぐがいい感じだった。ストライクを取ってもらえなくても、おしいところにいっていた」と満足そうに振り返った。