新人で一軍一番乗り ドラ7リャオに“巨人一番の酒豪”の噂

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 201センチ、125キロの巨漢がベールを脱いだ。

 5日の日本ハムとのオープン戦。打線がわずか2安打と沈黙した巨人にあって、光明は新人一番乗りの一軍昇格を果たしたドラフト7位ルーキーのリャオ・レンレイ(23=台湾・開南大)だ。八回に4番手で登板。2三振を奪い、1回を無安打無失点に抑えた。

 身長201センチの角度を生かし、19球中15球を直球で押した。二軍の実戦では150キロをマークしているが、この日の最速は149キロ。「今日出せるものはちゃんと出した。全力で投げた。初めてドームで投げたけど、いい感じ。スピードはまだまだ上げられる」と充実感をにじませれば、高橋由伸監督(41)も「最初にしては良かった。またチャンスはどこかでとは思う」と及第点を与えた。

 岡山共生高出身。日本語はペラペラだ。さらにこの男、豪快なのは投球だけではないともっぱら。二軍スタートだった宮崎キャンプ中、すでに一軍に名前がとどろいていた。主力のある選手がこう話していたのだ。

「メチャクチャ凄いらしい。ボールのスピード?じゃなくて飲む量が。力士みたいにデカいから、飲みそうといえば飲みそうなんだけど、これがホントに飲むらしい。量を抑えている日でもウイスキーのボトルを一人で空けて平気な顔してるって。それがホントなら、ジャイアンツ一になるでしょうね」

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