豪代表監督が日程に不満吐露 WBC日本ラウンドのカラクリ

公開日: 更新日:

 WBCもバレーボールも、日本が一番金を出している。バレーボールはFIVBの収益のほとんどが日本のテレビ放映権料とスポンサー料だといわれている。「胴元」は金のある国を優遇すれば、自分の懐が潤うわけだが、スポーツは同じ条件で戦うのが大前提ではないか。スポーツファンの吉川潮氏(作家)が言う。

「WBCとバレーボールは、日本の人気スポーツがテレビとスポンサーの主導で行われていることの典型例です。金のために日本有利を認めている主催者は、自らが大会の権威を落としていることになる。そもそも有利な条件で戦っていることを、日本選手はどう思っているのか。自分たちだけが恵まれた条件で戦って、勝った勝ったと大騒ぎするのは侍らしくない。侍を名乗るなら正々堂々と戦うべきで、日程は公平にくじ引きにすればいいのです」

 ちなみに2次ラウンドの試合開始も、日本は1次ラウンドさえ通過すれば1位でも2位でも全て19時。それ以外の国は12時開始がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束