WBCで疲弊か…ハム中田翔が不振と故障でもがく胸中語る

公開日: 更新日:

「シーズン143試合ある中で、まだ5試合、10試合のこと。1本ヒットが出たからって気が楽になるとか、そんなのはないですよ。ぜんぜん焦ることじゃない。(現役を)10年やってるんですから。ヒットが出ない、本塁打が出ないとか周りは気にしてるけど、5試合、10試合でいろいろ言われても……。僕ら選手からしたら、どうでもいい話。誰かにどうこう言われるもんではないでしょ。放っておいてくれれば、調子は上がりますよ」

 日刊ゲンダイの直撃に、苦笑いを浮かべてそう言っていた直後のケガだった。

 9日のオリックス戦の試合途中に右足付け根の痛みを訴え、五回の守備から途中交代した日本ハム中田翔(27)は、翌日に行った病院の精密検査で「右内転筋筋挫傷」と診断された。幸い挫傷の度合いは「軽度」ということで、取材時点での登録抹消は回避されたものの、結局は治療を優先されるため、13日に登録を抹消されことに。負傷は、打撃好調だった大谷翔平が「左大腿二頭筋肉離れ」で「実戦復帰まで6週間」という故障を負った直後の出来事。栗山監督は頭を抱えるばかりだが、そうでなくても、開幕から4番・中田の状態は悪すぎた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁