プレーオフの末V逸し涙…上田桃子はなぜ勝てなかった?

公開日: 更新日:

【KKT杯バンテリンレディス 最終日】

 2位に2打差をつけて最終18番パー5を迎えた上田桃子(30)にとって、今大会10年ぶり2度目の優勝と、3年ぶりツアー通算12勝目は目前だった。

 上がりホールは初日、2日目とも2打目にユーティリティーを使ってバーディーを奪っており、相性が良かったからだ。

 ところが本戦18番では初めて2打目をレイアップ。残り63ヤードの3打目はピン上10メートルと寄せきれず、下り1メートルのパーパットを外して3パットボギー。同組の西山ゆかり(34)がピン上5メートルからバーディーパットを沈め、土壇場で上田に追いつきプレーオフに突入した。

 18番で行われたプレーオフで上田は、「先手必勝なので右のバンカーでもOK」と2オンを狙った。しかし、ボールは狙いより左方向に飛び出してグリーン手前の池につかまり4オン2パットのボギー。パーセーブした西山に1ホール目で逆転負けを食らったのだ。

「上田は戦い方が一貫していなかった」と評論家の宮崎紘一氏がこう指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった