プレーオフの末V逸し涙…上田桃子はなぜ勝てなかった?

公開日: 更新日:

「本戦18番ではレイアップの守りに入ってパーセーブでもいいと考えたのだろう。しかしボギー、バーディーで西山に追いつかれ、プレーオフでは一転して攻めに出た。ここ2年間勝利から遠ざかっており、しかも地震復興の地元熊本の大声援を受けていた。早く決着をつけたい気持ちが強く、地に足がついていなかった。本来なら楽勝ペースなのに、冷静さを失って自滅してしまった。プレーオフでの2打目はつま先下がりのライで、この時季は芝が薄くてユーティリティーを手にするにはリスクが高かった。上田は攻め方がチグハグで、マネジメントができていなかった。一方の西山は本戦、プレーオフともレイアップの3打目勝負と同じプレースタイルを貫いた。戦い方を変えれば不安が生じる。その差が勝敗に出た」

 試合後、「勝って頑張っていこうという思いを(地元に)伝えられず、情けないと思う」と涙を浮かべて振り返った上田。「アグレッシブに行く」をテーマに掲げた最終日だったが、最後の最後でカラ回り。詰めが甘いと指摘されても仕方ないはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」