ヤンキース田中2勝目 中4日登板で周囲の不安吹き飛ばす

公開日: 更新日:

 ヤンキース田中将大(28)が今季初の中4日登板で結果を残した。

 19日(日本時間20日)のホワイトソックス戦に登板し、7回を6安打1失点、6奪三振、2四球で2勝目(1敗)を挙げた。

 この日の田中は再三、走者を背負いながらも落ち着いた投球でつけ入る隙を与えなかった。四回に2本の二塁打で1点を失ったものの、追加点を許さない。大量リードで迎えた七回。1死三塁のピンチにも、9番ガルシアを力のある直球で空振り三振に仕留めると、続くサラディーノを低めの変化球でバットに空を切らせた。今季は開幕投手を務めながら不甲斐ない投球が続いた。4戦目にしてエースらしい投球を披露した。

 昨季の田中は中4日は14試合で4勝3敗、防御率3.71に対し、中5日以上は17試合で10勝1敗、同2.44。右肘に不安を抱える田中は「通常のローテでは厳しい」とみられていたが、今季最初の中4日登板で自ら不安を払拭してみせた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?