「集中力が…」85位スタート池田勇太の弁明に識者が苦言

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【パナソニックオープン】

 昨年覇者の池田勇太(31)は大会前日、「気合が大きい」「いい感じでプレーできる気がする」「オフトレで飛距離が伸びている」「ゴルフの調子は悪くない」とリップサービスたっぷりだった。

 ところが初日は73で回り、2オーバー85位タイ。トップとは9打差だ。

 すると海外転戦から18日に帰国したばかりで、時差ボケを理由に、「グリップがしっかり握れなかった」だの「だんだん集中力が途切れてしまった」と言い訳タラタラ。「明日は気持ちを新たにやりたい」と巻き返しを誓ったが、よっぽどの熱狂的な池田ファンでない限り、額面通りに受け取る向きは少ないはずだ。ようするに口ばかり達者なのだ。

 評論家の菅野徳雄氏がこう言う。

「サラリーマンだってみんな疲れているけど必死になって仕事をしている。池田はものすごく賞金を稼ぐことができるプロゴルファーなのだから弱音は絶対に口にすべきではない。昔から尾崎将司に憧れて言動をマネているが、そんなことで男子ツアーの人気が高まると思ったら大きな勘違い。それどころか男子ツアーの足を引っ張っているともいえる。人を引きつける魅力がプロになければ男子ツアーはますますジリ貧になっていく。ふんぞり返って横柄な口の利き方をしているようでは、プロフェッショナル意識が足りないと言われても仕方ない」

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