同じコーチにも師事 村上佳菜子が追いかけた“真央の背中”

公開日: 更新日:

 女子フィギュアスケート村上佳菜子(22)が23日、世界国別対抗戦(東京)のエキシビションにゲスト出演し、現役引退を発表した。

 村上は2010年世界ジュニア選手権で金メダルを獲得し、同年シニアに転向すると、GPシリーズ2戦目のスケート米国で初優勝。GPファイナルでも銅メダルを獲得。「浅田真央の次は村上の時代」といわれていたが、世界選手権は5度出場し4位が最高。初出場のソチ五輪も12位に終わった。

 4歳上の真央と同じく、中京大中京高から中京大学へ進み、かつて真央も師事していた山田満知子コーチの指導を受けてきた。明るい性格で誰からも愛されたが、上がり性で不器用なところが成長を阻んでいたとの声もあった。

 この日は自身の公式サイトで「ソチオリンピックが終わってからの3年間、思うような結果を出せず、とても苦しい毎日でした」と心情を吐露。憧れの真央をずっと追い続けてきた村上は、真央の引退でモチベーションを失ってしまったのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー