公式練習で2度着氷 樋口新葉に“3回転アクセルの遺伝子”

公開日: 更新日:

 十字架を背負うことになるのか。

 20日に開幕するフィギュアスケートの世界国別対抗戦(東京)の公式練習が行われ、樋口新葉(16)が、浅田真央の代名詞だったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度着氷させた。

 先日の引退会見で真央は、「なんでもっと簡単に跳ばせてくれないのって感じ」と言ったトリプルアクセルだが、体が細かった10代のころはおもしろいように決めていた。

 全日本選手権で2年連続2位の樋口は、「降りたのは初めて。何も考え過ぎずに跳べたかな」と言い、平昌五輪の出場権がかかる来季は「プログラムには入れたい」と新たな武器にするようだ。

 真央が引退した直後に初めて決めたのは奇遇だが、ひょっとすると「魔物」ともいわれるトリプルアクセルの魅力に取りつかれたかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変