HSVからオファー報道 鹿島FW鈴木優磨は独で通用するのか

公開日: 更新日:

 鹿島FW鈴木優磨のドイツ1部ハンブルガーSV移籍が、4月29日のスポーツ報知に大きく報じられた。

 千葉生まれの21歳。鹿島の下部組織から15年にトップ契約。鹿島が準優勝を果たした16年12月のクラブW杯でゴール後の「Cロナ・パフォーマンス」が注目を集めた。

 身長182センチ、体重75キロ。恵まれたフィジカルを利した突破力も魅力だが、サッカージャーナリストの六川亨氏は「ペナルティーエリア内でピンポイントで合わせてゴールを陥れるプレーが、欧州から高評価を受けたのではないでしょうか」とさらに続ける。

「たとえば日本代表FW岡崎慎司のストロングポイントは、ペナ内で相手DFと駆け引きを繰り返しながら絶妙なポジションを取り、サイドからのクロスに点で合わせてゴールに結びつけるところ。鈴木も岡崎と似たタイプですが、その岡崎よりも足元の技術はしっかりしているし、フィジカルの面でも勝っている。後半途中出場のスーパーサブとしての起用が多いが、短時間でも結果をきっちり残す勝負強さも、鈴木の持ち味です。この部分も、欧州クラブのスカウトから評価されたのではないでしょうか。まだ粗削りなところもありますが、ドイツ1部でも、それなりの結果を残せると思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動