手術は4度目…それでもT・ウッズが現役にしがみつく理由

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 相次ぐケガ、スキャンダル、それに何度も繰り返した「試合に出る」という思わせぶりのコメントにあきれるファンも多い。だから、ウッズ人気も凋落している。4月に「1997年マスターズ マイ・ストーリー」を出版。1週目こそベストセラーリスト15位に入ったが、翌週にはリスト外に消えた。

 ちなみに12年にコーチだったハンク・ヘイニーが、ウッズとの思い出を出版した時には、ベストセラーリスト2位。「マイ・ストーリー」の倍近い23万部近く売れた。

「手術発表の2日前、ウッズは新たにパブリックコースの設計を明らかにしています。この時、『腰の調子は良くなっている』と語っていました。なにやら、まだゴルフができると思わせて、スポンサー契約やコース設計の契約を取ろうとしているようにしか思えない。米国の広告代理店によると、このままズルズルと現役にしがみつくよりも、むしろ引退表明した方が、過去の実績から人気が回復するのではないか、という見方まであります」(前出の吉川氏)

 これまで10コース近く設計したという話はあるが、実際にオープンしたのは2コースだけ。引退して、コース設計の勉強に身を入れた方が、ウッズ自身のためとも言えそうだ。

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