賞金女王が視野に 鈴木愛は“韓国包囲網”を打破できるか

公開日: 更新日:

【ほけんの窓口レディース 最終日】

 サイバーエージェントレディスでキム・ハヌルにプレーオフで敗れた鈴木愛(23)が通算7アンダーで優勝。2160万円もの賞金を手にして、今季の獲得賞金は4300万円を超えてマネーランク2位に浮上した。

 今季は2年連続賞金女王のイ・ボミが不調で、開幕戦の3位タイが最高成績。今大会は2度目の予選落ちで同ランクは21位。昨年は約1億2500万円を稼いでランク5位だった鈴木には、4年ぶりとなる日本人女王の期待がかかる。

 だが、賞金レースのトップ5を見ると、鈴木以外はトップのキム・ハヌル(5956万円)から、3位イ・ミニョン(3918万円)、4位アン・ソンジュ(3692万円)、5位全美貞(3401万円)まですべて韓国人選手だ。

 今季、年間5勝を目標に掲げている鈴木は、賞金女王のタイトルを狙っている。

「今年はLPGA創立50周年。やっぱり日本人選手がナンバーワンにならなければいけない」と言ったが、実力者揃いの「韓国包囲網」から抜け出すのは簡単ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み