ハム大谷の離脱後初ブルペンをメジャーが危惧する理由

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 投打の非凡な才能はすでに実証済み。早ければ今オフにも大谷翔平(22=日本ハム)を迎え入れたいメジャーは、とにかく無事に米国に来てさえくれればいい、仮に下半身の状態が芳しくないならば、これ以上、悪化しないうちにできるだけ早い時期に来てもらいたいというのが本音とか。

 大谷は現在、右足首痛に加えて、左太もも肉離れで離脱中だが、「日本でヘタな手術でもされて、おかしくなったらかなわない。治療はこっちでやるから、とにかくさっさと体だけ渡してもらいたい」というメジャー関係者も中にはいるらしい。

 さて、そんな大谷が25日、鎌ケ谷の二軍施設で左太もも肉離れ後、初のブルペン入り。10メートルほど先に置かれたネットを目掛け、30球ほど投げ込んだ。

 本人がどう考えているかは定かじゃないが、少なくとも首脳陣とフロントの間では、最初に野手として戻ることが確認されている。

 左太ももの肉離れはともかく、右足首に関しては手術をしない限り完治はしない。今後、野手としてだましだましプレーすることはできても、下半身に不安を抱えたまま実戦のマウンドに立てば、どうしたって上体に頼った投げ方になる。その結果、投手の生命線ともいえる肩や肘を痛める可能性が生じるからだ。

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