昨季より深刻な貧打 巨人の交流戦惨敗を高橋善正氏が心配

公開日: 更新日:

 巨人が最悪の状態で交流戦を迎える。

 28日の広島戦に敗れて4連敗。広島には7連敗で対戦成績1勝10敗と一方的だ。

 巨人OBの評論家、高橋善正氏がこう言う。

「同じ相手にこれだけやられるんですから、ベンチの戦術、データの活用にも大いに問題があるということ。投手力で上回るパ球団を相手に戦術、データがより重要になる交流戦に向け、不安が大きいと言わざるを得ません。この日も6安打2得点に終わった打線は、リーグワーストのチーム打率.237。中軸に座る坂本、阿部の当たりが止まり、深刻な状態です。当たっているのはマギーだけ。交流戦では、そのマギーにはじき出される形でベンチを温めている村田を、DHがある敵地で使えるのはプラス材料としても、最初の相手がパ首位で絶好調の楽天というのも厳しい。ローテの順番でいけば、リーグトップの6勝を挙げるエースの則本とも当たる。最初のカードの楽天相手につまずくようだと、ズルズルと後退するかもしれない」

 この日の試合前、巨人をカモにする広島の主力選手がこう言っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学