G泥沼6連敗…無策の指揮官に「地蔵監督」と揶揄する声 

公開日: 更新日:

 現実を直視できなかったのかもしれない。最後の打者となった代打の亀井が空振り三振に倒れると、巨人高橋由伸監督(42)はクルリとグラウンドに背を向け、足早にベンチ裏へ下がった。

 前日30日の初戦をエースの菅野で落とした巨人が、この日(31日)も楽天に完敗。先発の吉川光が4失点で五回途中にKOされると、打線は今季初登板初先発の塩見に手も足も出ない。投打に圧倒されてのゼロ封負けで、今季ワーストの6連敗。試合後の指揮官は、「いつも言う通り、先に点を取って、こちらのペースでやらなくちゃいけないところを、先に点を取られる。同じような展開。13戦連続ノーアーチ? (本塁打が)効果的なのは分かっているけど、言って打てるほど簡単なものではない。それぞれが何とか打とうと練習していると思う」といつにも増して口が重かった。

「高橋監督は今、ネット上で『地蔵監督』と揶揄されている。動かない、動けない。用兵、采配でこれといった策がなく、表情もない。仏頂面でベンチに立っているだけという痛烈な批判です。この日のコメントが典型的ですが、やるのは選手、と突き放したように聞こえる物言いも、ファンの不満に拍車を掛けていると、チーム内でも心配されています」(日本テレビ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ