前回Vの05年に成績が酷似…阪神に漂う「優勝」のにおい

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「そのような数字は素直にうれしいですよ」

 こう語るのは、作家で阪神ファンの麻生千晶氏だ。

 交流戦には弱い阪神だが、今年は開幕カードのロッテに連勝。5月を15勝9敗、通算29勝19敗のセ2位で6月に入る。実はコレ、前回優勝の2005年の成績に酷似している。

 05年も5月は15勝(10敗1分け)を挙げ、同月終了時点の通算勝敗数は28勝22敗2分けだった。

 しかも、阪神が優勝した1985年、03年、05年の前年はいずれも4位。金本監督1年目の昨年も4位で終えている。

 前出の麻生氏が言う。

「まだ5月とはいえ、前回優勝時の成績や前年順位が一緒というのは、ファンにとっては期待が持てます。それに加え、今年は糸井さんの加入が何より大きい。あまり喜怒哀楽を表に出さず、オーラがあってセクシーな選手です。金本監督は若手を積極的に起用していますが、今の阪神には、糸井さんのように存在感のある選手が必要です。スランプの時もまったくおどおどした表情を見せなかったので、私はまったく心配していませんでした。昨年までオリックスにいたので交流戦でも頼りになります。05年の数字と似ているということですが、期待はしますが、これまで阪神には何度も裏切られてきましたからね。苦手な交流戦が終わってみないと先は読めません」

 ちなみに05年は、初の交流戦を21勝13敗2分け(全体3位)で乗り切ると、6月中旬に首位を奪回。シーズン終了までその座を明け渡さなかったが……。

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