角界一の美声でカラオケ得意も 勢の相撲甚句はまるで演歌

公開日: 更新日:

 今風のイケメンではないが、いかにもきっぷのいい大将然とした風貌。まわしより調理白衣が似合いそうなのは、実家が寿司屋をやっているからか。

 相撲は四股名通り、好調時は手がつけられない。半面、そうでない時はサッパリと両極端。

 ある親方は「原因のひとつはケガです」とこう続ける。

「休場とは無縁の力士だが、右肘に古傷を抱えている。本場所の成績は、この右肘の状態に左右される面もある。本来ならば、負傷箇所周辺を徹底的に鍛えることで克服するものだが、いかんせん、稽古はマイペース。必死になって追い込むということは、あまりしない。右肘の状態と関連してか、相撲も右差し一辺倒。特に小手投げに頼る癖があり、下がりながら小手を振って、無理な体勢で足を痛めることもある。左からの攻めも覚えれば、三役の常連になるのですが……」

 酒は強くないが、明るくおしゃべり。そんな性格が周囲に愛されるのか、高須クリニックの高須院長もタニマチのひとりだ。

 勢を語る上で欠かせないのがカラオケ。歌声は玄人はだしで、中でも好んで歌うのは演歌だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁