交流戦10位の惨敗…巨人3位狙いへ暗雲垂れ込める“故障禍”

公開日: 更新日:

「現在4位の巨人は、07年から始まったCSに出られなかったことが一度もない。球団83年の歴史上、一度しかない最下位だけは回避しつつ、これからはAクラス入りの3位が現実的な目標になってしまった。ただ、13連敗などがあり、交流戦でかなり無理をしてきた主力が多い。膝が悲鳴をあげた阿部がそうだし、首脳陣が一番心配しているのが坂本。足に不安を抱えながら3月のWBCから出ずっぱり。打率.332でチームを牽引している。ただ、大差の試合終盤は、ベテランのようにベンチに下がることが多い。今月から合流している陽も下半身の張りの再発の可能性があって途中交代をしたことがある。沢村や山口鉄ら故障者はいても、菅野、坂本、阿部といった主力が揃っているのが救いだった。陽を含め、坂本、阿部あたりが離脱したら、13連敗以上の惨状になりかねない」(チーム関係者)

 大型連敗を止めた反動が、主力の故障となって表面化する可能性があるというのは穏やかではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動