クラブを“バシッ” 許されない今平周吾の最終18番での蛮行

公開日: 更新日:

【セガサミーカップ】

 そのシーンを目撃した瞬間、目を疑った向きは少なくなかったはずだ。

 終盤まで優勝争いをしていた今平周吾(24)が、最終18番パー5で2オンに挑戦し、グリーン手前の池につかまった直後だ。手にしていた3番ウッドをキャディーバッグ目がけて思い切り投げつけた。テレビ中継では“バシッ”という大きな音が響いた。

「エッジまで残り246ヤード。普通に届く距離だったので3番ウッドで狙いました。(ヘッドがボール)手前から入ってちょっと引っかかって池に入っちゃいました」(今平)

 首位と1打差2位発進の最終日は13番までに4つ伸ばして通算16アンダーと単独首位に立ち、ツアー2勝目に近づいていた。

 ところがワンオン可能な14番パー4ではドライバーを左に大きく曲げてパーセーブがやっと。ここで勝ったC・キム(27)がバーディーを決めて首位タイに並ばれると、17番バーディーのキムに対して今平はパーで1打ビハインドの2位。そして最終18番での池ポチャからボギーとすると黄重坤(25)にも抜かれて3位フィニッシュだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束